うーん、なかなか思った通りに書けないなぁ…

カピバラのカピオは、セージ先生から教わった「ストレス日記」を3日間続けてみました。
でも、うまく書けなかったことや疑問もたくさん出てきました。
そこで今回は、カピオが実際に感じた悩みと、それに対するセージ先生のアドバイスをご紹介します。
読者のみなさんも一緒に、認知行動療法(CBT)のセルフケア実践のコツを学んでみませんか?

Q1. どういう時に日記をつければいいの?
全部の出来事を書くのは大変で…。どの場面を選べばいいのでしょうか?


気持ちが大きく動いた時に書いてみよう。不安、落ち込み、怒りなど“ネガティブ感情が強まった時”が特におすすめだよ

Q2. その場で気づける気がしません
気持ちが揺れ動いている時、日記をつける余裕がなくて・・・


大丈夫。最初は“後から振り返る”だけでいいんだ。続けていると、『この場面ではこう反応しやすいな』とパターンが見えてくる。すると、少しずつ“今、自分は不安になってるな”と気づけるようになるよ
Q3. 書くのが面倒で続けられない気がします
正直、毎日続けるのはしんどいかも…


無理に毎日じゃなくていいよ。週に2〜3回でも、1日1回でも構わない。続けやすい形でやることが大事だ。スマホのメモでも、短いフレーズだけでも効果がある
Q4. 書いてみても何の意味があるのか分かりません
ただ書くだけで本当に役に立つのでしょうか?


今は気づきにくいかもしれない。でも、繰り返すうちに『自分は不安を感じるとこういう考えが浮かぶんだな』と分かってくる。その気づきこそが、考え方や行動を変える第一歩になるんだよ
まとめ:ハードルを下げて、まずは続けてみよう!
セージ先生のアドバイスを受けて、カピオは決意します。
「よし、あと2週間続けてみよう!」
引き続きうまくいかないことも多かったけれど、カピオは少しずつ「自分の反応を眺める」という習慣をつかみ始めました。
この小さな積み重ねが、大きな変化につながっていきます。